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『最終兵器彼女』感想

感想 漫画

昨日、高橋しん先生の『最終兵器彼女』を読み終えた。

実は、小学生の頃にこれを少し読んだことがあったのだが、タイトルを忘れており、絵のタッチと独特な内容だけしか覚えていなかった。先日、それに偶然再会した。
一言で言えば、自分の好きなタイプの作品だ、と思った。
シュウジ」と「ちせ」の二人の恋愛を軸に、取り巻く環境は戦争。ダークファンタジーのような感じで、希望の光が見えづらい。
序盤で紹介というか状況説明のようなものがあまりないので、そこで読むのをやめる人がいるかもしれないとは思ったが、とても面白い話なので、是非読み進めてほしい。
 
自分たちの幸せを追い求め、他人の幸せを奪う。しかしそれは、愛する人の幸せを守るため……
そんな、運命に振り回されるちせとシュウジの物語。
自分も幸せになりたい、愛する人も幸せにしたい、裏切りたくない、信じていたい。あらゆる感情が、ふたりに波のように押し寄せる。ふたりに幸せは訪れるのか?訪れないのか?そもそも、幸せって、なんだっけ……
 
The last love song on this little planet.
この漫画の英語タイトルである。このちっぽけな地球で、最後に聞こえるラブソングとはいったい何だろうか。そして、それが意味するものとは。
この作品を読んで、その答えを見つけてほしい。
 
作品としては原作である漫画が2000年〜2001年の全7巻+外伝1巻、アニメが2002年、実写映画が2006年。全てエンディングが異なるらしいので、アニメと実写映画も是非見てみようと思う。オススメの作品である。
 
追記(2016.07.07)
最終兵器彼女について、いろんな方々の感想などをネットで見ていたらとてもいい言い回しがあったので紹介。少しネタバレ要素があるのでご注意を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最終兵器彼女は、いいバッドエンドだった。
 
 
これは、言い得て妙だな、と感じた。見た瞬間に自分の心にあったモヤモヤが吹き飛ぶような感覚があった。
この一言のように、読んだことのある人に共感させることができ、読んだことのない人には興味を抱かせることができる、そんな紹介ができるようになりたいものだ。